複合機・コピー機を導入する方法として、リース・一括購入・レンタルの3つの方法があります。最も多く選ばれているのが「リース」での導入であり、複合機NAVIとしても「リース」での導入をおすすめすることが多いです。
本記事では、複合機・コピー機をリースするメリットとデメリットについて解説します。
【目次】
複合機・コピー機をリースで契約するメリットを、一括購入やレンタルで導入する方法と比較しながら紹介させていただきます。
いちばん印刷速度の遅いA3カラー複合機でも定価で100万円程度、さらに使用方法によっては追加でオプション費用がかかります。購入の場合はこの金額を一括で支払わないといけないのですが、リースでの導入の場合は月々の定額料金の支払いのみで初期費用を抑えられるため、手元資金がなくても導入でき、経営資金を有効に活用することができます。
中小企業の場合、定額のリース料を経費処理できるため、コスト管理が容易にできます。リース会計基準が適用される大企業の場合でも、未経過リース料の期末残高割合が10%未満部分のリース取引は、リース料総額から利息相当額を控除しないでリース資産を計上する方法を採用すれば、支払リース料と同額の減価償却費のみの管理となるため、事務管理が容易です。
また、購入する場合は固定資産税や減価償却などの事務管理が発生しますが、リース契約の場合は所有権がリース会社にあるため、このような事務管理をリース会社に任せることができます。
コピー機・複合機は3~4年程度でラインナップの更新が行われます。複合機・コピー機のリース契約期間は3年~6年が一般的であるため、リース契約の更新を行う度に、初期費用を払わずにその時の最新機種を使用することができます。
リース契約の場合、レンタル契約よりも契約期間が一般的に長いこともあり、月々の費用で換算すると、リース契約のほうがレンタルよりも安くなります。
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複合機・コピー機をリース契約するデメリットも紹介させていただきます。デメリットも把握した上で検討していきましょう。
リース契約の場合は、初期費用がかからない分、リース料金の内訳には本体価格に加えて、金利や保険料、手数料が加わってきます。そのため、一括購入と比較すると、トータルの費用は高くなってしまいます。
リース契約は、リース会社がメーカーに高額な金額を支払って、借り手に課しているため、複合機・コピー機のリース契約の途中解約は基本的にはできないことになっています。やむを得ない理由で解約をした場合は、リース料金の残高を支払わないといけません。ですので、中途解約の可能性があるのかをリース契約時にしっかり考えておく必要があります。
リース契約の場合は、複合機・コピー機そのものの所有権は借り手側ではなく、リース会社が有します。リース契約の期間満了後はリース会社に複合機・コピー機を返却する必要があります。ただし、基本的にはリース期間満了後も、再リースすることで、それまでのリース料金よりも割安な料金で継続して利用することができます。
本記事では、複合機・コピー機をリースで導入するメリット・デメリットをそれぞれ紹介させていただきました。リースでの導入にはデメリットがあるものの、そのデメリットを上回るメリットがあり、多くの企業はリース契約で複合機・コピー機を導入しております。
複合機NAVIではお客様のご要望や予算に合わせた最適な複合機の選定、コストシミュレーションをさせていただいております。安心して導入いただけるようサポートさせていただきますので、複合機・コピー機の導入をお考えの方はお気軽にご相談ください。