かつてはカメラ事業・フィルム事業の分野でも有名だったコニカミノルタですが、今は複合機・コピー機の主要メーカーのひとつとして名が知られており、リースも多く利用されています。
今回は、コニカミノルタの複合機・コピー機のメリットとデメリットについて解説します。
【目次】
*コニカミノルタのメリットは画質・操作性・デザイン性・Mac対応
*コニカミノルタのデメリットはコスパ・拠点数
*コスパ最重視ではなく画質や快適さを求めるオフィス向け
・コニカミノルタの複合機・コピー機には、
・画質の良さ
・操作性が高い
・デザイン性に優れている
・Macに対応している
といったメリットがあります。下記ではそれぞれをまとめてご紹介いたします。
コニカミノルタは、カメラ事業やフィルム事業を手がけていたコニカと複写機事業のミノルタが合併したメーカーで、合併後もカメラ事業やフィルム事業をしばらく続けていたという歴史があります。
そのため、複合機やコピー機にもカメラ事業やフィルム事業で培った技術などが活かされています。
だからこそ画質の高さには定評があり、特にカラー画質での発色の鮮やかさや、細かい字の再現率などについてはコニカミノルタならではのレベルの高さがうかがえます。
複合機やコピー機のリース利用において「鮮やかでハッキリとした画質で印刷できるものを選びたい」というニーズがあるオフィスにとっては、コニカミノルタは非常に有力な選択肢のひとつです。
複合機の操作パネルは、フリックやドラッグ、画面の拡大縮小表示などがスマホのような感覚で使えるため、スマホ操作に慣れた人ならすぐに操作ができるという点も大きな魅力のひとつです。
さらに、操作パネルはある程度のカスタマイズも可能となっているため、より「自分好みの操作」が実現しやすくなるというメリットもあります。
コニカミノルタは、複合機・コピー機業界としては珍しいグッドデザイン賞を受賞しています。
「オフィスのデザインにこだわっているからこそ、リースする複合機もスタイリッシュでオフィスになじむものを選びたい!」といったニーズにもしっかり応えられるデザイン性の高さも、他のメーカーにはなかなか真似のできないポイントです。
多くのメーカーの複合機の対応OSはWindowsが基本であり、Mac対応をさせるとなると別途オプション料金が必要となるケースが多いです。
しかし、コニカミノルタの複合機はWindowsだけでなくMacにも標準対応しているため、Mac使用の場合でも追加料金はかかりません。
Macがオプション対応となっている複合機の場合、そのオプション料金は10万円を大幅に超えるケースが大半。
コスト面を考えても、Macを使いたいオフィスにとってコニカミノルタ複合機のMac標準対応は非常に大きなメリットとなります。
メリットが複数存在する一方で、
*コスパが特筆すべきほどではない
*国内のメンテナンス拠点数が比較的少ない
といったデメリットも存在します。ひとつひとつ確認していきましょう。
コニカミノルタの複合機やコピー機にかかる保守料金やトナー料金(カウンター料金)などは、高額というレベルではないものの、特に安い部類でもありません。
全体的にコスパ面ではごくごく標準的なレベルとなっているため、複合機やコピー機のリースにおいてとにかく安さ、コスパの良さを第一に考えたいところにはやや不向きです。
コニカミノルタは誰もが名を知る大手企業ではありますが、国内のメンテナンス拠点数は約120程度です。
約200拠点を持つキヤノンや、300以上もの拠点を持つ富士フイルムビジネスイノベーションなどと比べるとやや物足りなさがあります。
コニカミノルタの複合機やコピー機は比較的故障しにくいという評判がありますが、それでも当然ながら故障などのリスクはゼロではありません。
いざ故障やトラブルなどが起こった時の駆けつけ対応については、拠点数がそれほど多くない分、到着までにやや時間がかかってしまう可能性もあります。
コニカミノルタの複合機・コピー機のメリットは、画質と操作性が長けていることなどが挙げられ、画質や機器の使用に関する快適性を求めるオフィスに適しています。
ただし、コスパについては特に安くはなく標準的となっているため、価格やコスパ最優先のオフィスには不向きです。また、メンテナンス拠点がそれほど多くないため、いざという時の駆けつけ対応のスピードにはやや不安が残るということも理解しておく必要があります。
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