複合機・コピー機のリース価格相場

印刷速度

複合機・コピー機の月額のリース料金は主に機種の性能（印刷速度）によって変わります。

印刷速度が速ければリース価格が高く、遅ければ安い傾向にあります。

印刷速度が速い複合機・コピー機には、高い耐久性能が求められるため、印刷速度の遅い機種に比べて価格が高くなります。

複合機・コピー機の印刷速度とリース価格相場の目安

▼印刷速度については、こちらの記事で詳しく説明しています。
コピー機・複合機での印刷速度って何？

機能・オプション

複合機の機種によってはFAXがオプション扱いになっているものもあり、オプションを付けないことによってリース料金を抑えられるケースがあります。

また、コピーや印刷の解像度、ウォームアップタイム（作動するまでにかかる時間）などの性能によってもリース料金が変わることがあります。

印刷速度以外の性能やオプションについても、必要かどうかを確認するといいでしょう。

カウンター料金（月間印刷枚数）

複合機やコピー機をリースするときには、印刷枚数ごとに課金される「カウンター料金」が別途かかるため、リース料金だけではなくカウンター料金も併せて検討する必要があります。

一般的に、リース料金が安い場合はカウンター料金が高く、リース料金が高い（印刷速度が速い）場合はカウンター料金が安くなる傾向にありますが、相場としては、モノクロ印刷で1円、カラー印刷で10円という状況です。

複合機NAVIでは「最低基本料金を超えた場合のみカウンター料金が発生する」という最低基本料金方式を採用していますが、販売店やメーカーによっては、基本料金を超えていなくてもカウンター料金が発生するタイプがありますので注意が必要です。

▼カウンター料金については、こちらの記事で詳しく説明しています。
複合機・コピー機のカウンター保守契約のカウンター料金とは

カラー・モノクロ

カラー印刷とモノクロ印刷でもリース料金は変わってきます。

もっともリース料金が安いのは「モノクロ専用機」で、複合機・コピー機の場合は「キットトナー保守契約」というシステムでリースされます。
こちらも印刷単価が高くなるとリース料金が安くなる傾向にあります。

カウンター料金とリース料金の関係と同様に、印刷単価が高くなるとリース料金は安くなる傾向にあります。

カウンター方式保守契約とは

カウンター方式は必ず加入が必要といえるもので、各メーカーとも、A3の複合機はほとんどがカウンター方式を採用しています。
月々1,000円などの最低ご利用料金とは別に、一枚あたりモノクロ1.2円、カラー12円程度の料金が発生します。
※お客様の使用環境により異なる場合がございます。詳しくは営業担当にお問い合わせください

カウンター方式のメリットは、ドラム（十数万円相当）をはじめとした故障部品の交換が保守料金に含まれていること、トナー（インク）の購入費が不要であること、故障時の保守対応費が含まれていることです。
また、ほかの保守方式よりも一枚あたりの保守単価（トナー単価）が安いことも特長です。

キットトナー保守契約とは

キットトナー保守契約とは、メーカー純正トナーを購入することで保守対応（基本的には故障部品代込み）が適用されるという方式の保守契約です。トナー単価はカウンター方式より割高になります。商品によっては故障部品代金が発生するものもあるので注意が必要です。

年間保守契約とは

年間保守契約とは年払い料金で保守対応をする内容です。トナー（インク）は別途購入となります。
人件費はかからないものの、故障部品代金が別途発生するパターンが多いです。A4機などに多い保守方式です。

複合機NAVIではお客様の使用状況などをヒアリングした上で、最適なリース料、保守サービス料を提案させていただいております。
複合機・コピー機の導入・入れ替えを検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

1．初期費用を削減できる

複合機・コピー機をリース契約で導入する場合は初期費用がかからないため、その分の資金を確保しておくことができます。

2．事務手続きが軽減できる

リース契約は月額料金が固定のため、利息や保険料などの事務手続きが軽減できます。また、所有権はリース会社にあるため減価償却費や固定資産税の支払いが発生しません。

3．常に最新の機種を導入できる

複合機・コピー機は毎年のように新しい機種が発売されています。購入した場合は故障するまで使い続けるケースが多いと思いますが、リース契約であれば定期的に最新の機種に買い替えることができます。

1．所有権はリース会社にあるためリース期限がある

リース契約の場合、複合機・コピー機の所有権はリース会社にあります。そのためリース期間が終了した場合はリース会社に返却をするか、再リースする必要があります。

2．中途解約不可なため長期的な支払いリスクがある

複合機・コピー機が不要になった場合でもリース期間満了までは中途解約できません。万が一、途中解約する場合は残債や違約金を一括で支払う必要があります。そのためユーザーはリース期間満了まではリース価格を支払うリスクが発生します。

3．一括購入より支払総額が高くなることがある

リース契約を結ぶと本体価格のほかに利息や保険料、手数料などが発生するので一括購入と比較すると支払総額が高くなる場合があります。リース契約を結ぶ前にしっかりと確認しておきましょう。