コピー機・複合機のリース契約は、一度契約すると満期まで解約できません。そのため、リース会社選びは間違いのないよう慎重に行う必要があります。
そこで今回は、リース契約をする際に知っておくべき4つのポイントをご説明します。
コピー機・複合機のリース契約にはメリットも多いですが、以下のようなデメリットもあることは確認しておきたいところです。
*中途解約はできない
*購入するよりも費用がかかる
*中古はリースできない
会社を設立してコピー機・複合機リースの契約をしたものの倒産させてしまった…という場合でも、リース料金は変わらず発生します。また、支払い総額を考えると購入した方が安く済むといったこともあります。
メンテナンスや修理などのランニングコストを考慮すると、どちらが経費削減に繋がるかは一概に言えませんが、これからリース契約をする方は、メリットだけでなく、デメリットも理解しておきましょう。
リース契約をするなら、一緒に契約することになる「保守契約」についても知っておきましょう。保守契約は、メンテナンスや修理を行ってくれるサービスのことです。
コピー機・複合機には、家電についているような保証制度がありませんので、修理が必要になれば実費で支払わなければなりません。ですが、保守契約を結んでおけば、リース契約したコピー機・複合機の定期的なメンテナンス、トラブル時の対応と修理、トナーの補充などを無償で行ってもらえます。
リース契約とは異なり、保守契約は任意での契約で、中途解約も可能です。しかし、高価で精密なOA機器のトラブルを自分で解決したり、高い修理代金を支払ったりするのは容易ではありません。リース契約をする際には、ほとんどの場合保守契約も利用されています。
コピー機・複合機のリース契約をするには、リース会社の審査を受けてそれに通る必要があります。審査基準はリース会社によって異なり、Aのリース会社では通ってもBのリース会社では通らないといったケースもあります。
どこのリース会社も内容や項目をはっきりとは明かしていませんが、「帝国データバンク」「銀行系の信用機関」などの情報が考慮される可能性が高いと言われています。ですので、代表者のローン滞納などには気を付けた方がよいでしょう。
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中には、一見利用者が得をするような条件を提示して、高額なリース契約を結ばせる悪徳業者も存在します。悪徳業者は法に触れないギリギリなところをうまく利用して契約を結ばせますので、契約書にサインしてしまえば満期まで高額なリース料金を支払い続けなければなりません。
以下のような事項には十分注意しましょう。
1年ごとに機械の入れ替えをする、リース会社を変更する場合はカウンター料をさかのぼって請求する、といったあり得ない条件を記載している場合があるので、契約書はしっかりと確認してください。
一般的なリース契約期間は5年~6年です。知識が薄い経営者と判断されると、8年などの長期契約を提示される場合があるため、気をつけましょう。
コピー機・複合機をリース契約すれば、事務所で使用する冷蔵庫やテレビをサービスでつけますといった条件を提示される場合があります。家電自体は無料ですが、毎月のリース料金にしっかり上乗せされている場合がありますので注意が必要です。コピー機・複合機のリース料の相場がわかっていないと騙されてしまいます。
コピー機・複合機のリース契約には「初期費用を抑えられる」「毎月の経理処理が簡単」「最新機種を新品から使える」などのメリットももちろんありますが、デメリットや注意点も様々あります。これらすべてを理解したうえで、リース契約を結ぶようにしましょう。
複合機NAVIではお客様がご納得いただけるまで、注意点なども含めてご説明させていただきます。他社とのやり取りで疑問点があった場合なども複合機NAVIではご対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。