京セラは多岐にわたる事業展開をしていますが、元々は複合機などの取り扱いはしていませんでした。しかし、かつて「コピーは三田」のキャッチフレーズで知られた老舗の複合機・コピー機メーカーの三田工業を2000年5月にグループ会社の子会社としたことで、京セラは複合機・コピー機も取り扱うメーカーになったという経緯があります。
ここでは、そんな京セラの複合機・コピー機のメリットやデメリットを詳しく解説しています。
複合機などのリースや購入を検討する際の参考にして下さい。
【目次】
*京セラのメリットはコスパ・長寿命・印刷速度
*京セラのデメリットは画質・紙詰まりなどの頻度
*まとめ:安くて長くサクサク使えるが画質には多少の妥協も必要
京セラの複合機・コピー機にはコスパが高く、長寿命で立ち上がりや印刷速度が優れているというメリットがあります。
京セラの複合機・コピー機の最大のメリットとして挙げられるのが、カウンター料金の安さです。世間では「モノクロ1円、カラー10円がカウンター料金の底値」などと言われていますが、実際にこの底値をクリアできるのはほんの一握りのケースにすぎません。
しかし、京セラの複合機・コピー機ならこの底値基準をクリアすることが可能です。特に、月5,000枚以上の印刷をする企業であればクリアできる可能性はかなり高まります。
この安さを実現できる大きな理由はドラムにあります。京セラの複合機・コピー機にはアモルファスシリコンドラムという長寿命かつ高耐久の感光体ドラムが採用されており、リース期間が終わるまでドラム交換をしなくても済む分、カウンター料金を安くすることができるのです。
京セラの複合機やコピー機に採用されている長寿命・高耐久のドラム「アモルファスシリコンドラム」はコスパの良さを生み出すだけでなく、複合機そのものを長寿命にすることにも役立っています。
ドラムは複合機などの心臓部となる部分だからこそ、ここがしっかりしている京セラの複合機やコピー機は「心臓部分が長く働き続けられる長寿命」となります。
リース期間の終了後も再リース契約などでまだまだ使える可能性が高いため、「料金が安い再リースを利用して、よりコストを下げられる機種・メーカーを選びたい」というニーズにも応えやすくなっています。
京セラの複合機・コピー機は立ち上がりが非常に早く、印刷速度もかなり高水準であることから、印刷にかかる時間のストレスが少なくて済むのも大きなメリットです。特に立ち上がりの早さについて、ゆっくりとした立ち上がりの複合機などに慣れた人はその早さに驚きの声をあげることもあるほどです。
京セラの複合機・コピー機には、画質が物足りない、紙詰まりなどのトラブルがやや多いというデメリットがあります。
京セラの複合機・コピー機のデメリットとしてまず挙げられるのは「画質については、高水準のメーカーと比べると物足りなさがある」という点です。
複合機やコピー機の画質が特に高いと評判のメーカーとしては富士フイルムビジネスイノベーションやコニカミノルタなどが挙げられますが、これらのメーカーと比べると京セラの複合機やコピー機の画質の評価はやや劣るものとなっています。
もちろん、一般的な印刷品質としては問題のない範囲ですので「画質に特にこだわりがなく、普通に印刷できればそれでいい」というニーズには十分応えられます。
京セラの複合機やコピー機は、心臓部であるドラムが長寿命なので長持ちするというメリットはありますが、紙詰まりなどの軽いトラブルは他メーカーと比べて起こる頻度がやや多いという声もあります。
ただ、紙詰まりが起こった際の対処は操作パネルにアニメーション表示されるので、誰でも簡単に紙詰まりトラブルを解決することは可能です。
京セラの複合機・コピー機は、カウンター料金が特に安いためコスパ抜群・複合機の心臓部であるドラムが長寿命なので長持ちしやすい・立ち上がりの早さや印刷速度も文句なし。安く長くサクサク使えるという強みを持っています。
その反面、画質に関しては高画質のメーカーと比べるとやや劣るため、多少の妥協も必要。また、紙詰まりトラブルの頻度もやや多めなので、自分たちで対処できるようにしておくことも大切です。
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